数字が導いた、私の転機
Lotus さん
卒業研究でマレーシアの肥満問題に取り組んだとき、私はただ「食文化が原因」と片付けたくありませんでした。東南アジアで現地の友人と語り合った経験から、もっと深い構造があるはずだと感じました。
そこで大学のデータサイエンスプログラムを受講し、学んだ散布図と相関分析でASEAN各国の経済指標、脂肪供給量、ネット利用時間を重ねて見る作業に没頭しました。修了時に授与されたのが、MDAPリテラシーレベルのオープンバッジです。正直、取得した当初は「研究用の通過点」くらいの認識でした。
転機はゼミのプレゼン後、研究成果を個人のプロフィールに掲載し、署名欄にバッジを添えたことです。すると、OB訪問で出会った金融系の社会人の方から「文系でここまでデータに踏み込んでいるのは珍しい」と声をかけていただきました。バッジはリンク一つで学習内容が検証できるため、口頭の説明よりずっと説得力を持って私の姿勢を伝えてくれたのです。
もともと初動が遅く、考え込んでから動くタイプの私にとって、バッジは「立ち止まって積み上げた時間」そのものを代弁してくれる存在になりました。次の挑戦への背中も、この小さな証明が静かに押してくれています。
活躍したバッジ